XML エディタ「XML Notepad」を使ってみる。スキーマの連携

昨日のエントリに関連して、せっかくスキーマができたのでそれを活用してみよう。スキーマを活用することで XML作成時に不正な値や間違った値を未然に防ぐことができるはずだから。XMLファイルの間違いによりデバッグ時に余計な時間を取られたりすることもなくなるはず。


マイクロソフトが提供しているフリーソフト、「XML Notepad」を使ってそれを実践してみよう。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=72d6aa49-787d-4118-ba5f-4f30fe913628&DisplayLang=en
より XML Notepad 2007 をダウンロード、インストール。

そして実行。File → Openで昨日
http://d.hatena.ne.jp/p-nix/20071213
で作成した C:\temp\books.xml を開く。


この状態ではまだスキーマを指定していないのでどんな値でも入力できてしまいます。たとえば、book の下に 「aa」という項目(Element)を追加できたり。(どれか一つbookを展開して、description をクリック。右クリックで Element → after)


いよいよスキーマの追加です。View → Schemas でスキーマのダイアログが現れるので、昨日作った C:\temp\books.xsd を指定してOKを押す。
すると aa エレメントに対して警告が出てくれます。


新しく項目を追加する際は候補が表示されます。


なんて賢い。これで大幅に入力ミスを減らすことができます。皆さんもぜひお使いいただき快適なXMLライフを。