1時間でやってみよう初めてのApollo

apollo adobe

http://zapanet.info/blog/item/953
に分かりやすい記事があったので、1時間くらいでできるんじゃないの？と思い立ちスタート。さてHello Apollo の表示まで何分で到達できるでしょうか。

1. ダウンロード

1.1 Apollo Runtime
http://labs.adobe.com/downloads/apolloruntime.html


1.2 Flex2 SDk
Ver2.01以上、日本語パックも必要
https://www.adobe.com/cfusion/tdrc/index.cfm?loc=ja&product=flex

Adobe IDを求められる。新規で作ろうとしたらそのメールアドレスはすでにあると言われる。パスワード忘れる。パスワード確認のメールなどやっているうちに時間かかる。


10分経過


1.3 J2SE
ver 1.4.2以降が必要。現時点の最新版はJava SE 6 またはJDK6u1? ややこしい。 とりあえず1.4.2をダウンロード。新しすぎても動かないのは世の常なり。
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html


1.4 Apollo SDK
https://www.adobe.com/cfusion/entitlement/index.cfm?e=labs%5Fapollo
ついでにこのページからドキュメントもダウンロード。


20分経過。各ファイルダウンロード中。


2. インストール

2.1 Apollo Runtime
特に問題なく完了。


2.2 JDK 1.4.2
時間かかる。30分経過。まだインストール中。
要再起動。再起動完了。40分経過。


2.3 Flex2 SDK
C:\app\apollo フォルダを作って、そこをルートとする。
Flex SDK と Apollo SDKは同じフォルダに上書きするので、Flexというフォルダを作るのもどうかと思い、C:\app\apollo 直下にFlex SDK解凍。次に日本語パックを上書き。


2.4 Apollo SDK
注）解凍する場所はFlex SDKと同じ場所。上書きするわけです。


46分経過。


3. 環境変数の設定
C:\app\apollo\bin　を PATH に追加。
CLASS PATHは追加しなくていいらしいので追加しない。

環境変数変えたらログオフしないと反映されない。ログオフする。ログインする。


51分経過


4. アプリ作成
ソース書く。拡張子は.as 文字コードはUTF-8。ここはお手本と全く同じにはしたくないというプライドが働き、クラス名をfirst → hello に変更した。それに伴いファイル名もhello.as とした。

package
{
	import flash.display.*;
	import flash.text.*;
	public class hello extends Sprite
	{
		public function hello()    // コンストラクタ
		{
			var tf1:TextField = new TextField();  
			tf1.text = "Hello Apollo!";
			tf1.width = 300;
			tf1.height = 200;
			tf1.x = 50;
			tf1.y = 20;
			addChild(tf1) // コントロール追加
			
			// ウィンドウの表示
			stage.window.visible = true;
		}
		
	}
}

コンパイルする。
コマンドプロンプトから、

amxmlc -default-size 400 400 -default-frame-rate=30 -default-background-color=0xCCCCCC hello.as

一度で動くはずはなく、誤字発見等に時間かかる。
コンパイル成功！hello.swf ファイルができる。


68分経過。


ADFファイル作成
iconをsample/iconから持ってくる。

ADFファイルはXML形式。（hello.xml）
手で書くのは大変なのでサイトからコピって修正。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<application xmlns="http://ns.adobe.com/apollo/application/1.0.M3" 
    appId="test.first" version="1.0">

    <properties>
        <name>hello</name>
        <publisher>hello</publisher>
        <description>hello apollo</description>
        <copyright>p-nix</copyright>
    </properties>

    <rootContent
        systemChrome="standard"
        transparent ="false"
        visible     ="false">hello.swf</rootContent>

    <icon>
        <image16x16>icons/ApolloApp_16.png</image16x16>
        <image32x32>icons/ApolloApp_32.png</image32x32>
        <image48x48>icons/ApolloApp_48.png</image48x48>
        <image128x128>icons/ApolloApp_128.png</image128x128>  
    </icon>
</application>

コマンドプロンプトから adtコマンドを実行。

adt -package hello.air hello.xml hello.swf icons

そうすると、hello.air ファイルができる。


5. 実行
hello.air ファイルをダブルクリック。（もちろんランタイムが入っているのが前提）






はい、動きました。お疲れでした。
ここまでで79分。一時間では終わりませんでした。しかしこれだけの時間でできたのは上記サイトの管理人さんのおかげです。感謝です。