ファインマン、網野善彦

それにしても脈絡無く本を買ってしまう。脈絡がないというか、正反対のものをペアで買ってしまうようだ。思考が偏ることがきっといやなのだろう。

ファインマン流物理がわかるコツ

「ファインマン物理学」を読破した方なら読む必要なし。むしろ「ファインマン物理学」を読む前の準備運動として読めばいいかと。
講義の様子を本にしたものである。力学がメインである。ファインマンならではのユーモアのある講義に触れられることは幸せです。巻末の問題集を見ていると大学時代の物理の講義を思い出して、でも解法は思い出せなくて(・＿・。)ｸﾞｽﾝ ちょっと手を動かして計算してみるか。

民俗学と歴史学―網野善彦、アラン・コルバンとの対話

偉大な歴史家、網野善彦と、実は知らなかったアラン・コルバンに異端の民俗学者、赤坂憲雄が対談に臨む。
なんだかんだんだ言っても3人とも常識的な「歴史」という言説に疑問を抱きながら、地道に自論を掘り下げていく。その功績が認められたのが生前であったことがせめてもの救い。
はたして「歴史学」と「民俗学」の交錯する地点は見いだせるのか。

関連書籍

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

無縁・公界・楽 増補 (平凡社ライブラリー)

異形の王権 (平凡社ライブラリー)

網野善彦著作集〈第15巻〉列島社会の多様性

第15巻ということはその前に14冊あるわけで。欲しい！けど･･･