祭りのあと

祭りとはもちろん「Tech・Ed」のことである。

長かった4日間ではあったが、終わってみれば覚めやらぬ高揚感と程よい疲労感。そして一抹の寂しさ。まさに祭りのあとの気分である。


さて、内容ですが、すでにいろんな方が書かれているので省略して、(オイ)
全体的にセッションの内容は充実していてとても有意義でした。最新の技術を目にするだけでも今後のモチベーションUPには効果抜群です。
自分としてはまず追いかけるのはLINQWCF(&WF)かな。その次IIS7.0。それからいろいろ・・・


実は初めての参加で右も左も分からぬ状態だったのですが、いろんな方のおかげでたくさんの方と交流ができました。
それが自分にとって得た最大の喜びでした。ネット上でしか知らなかった人にじかに会える。そしてその人の周囲にいるこれまた有名人に紹介していただける。こんな光栄なことはありません。本当にありがとうございました。
これまでの自分がいかに「井の中の蛙」状態だったか思い知らされました。


今後も自分でできる限りの情報発信をすることでこれを読んでくださっている皆様に少しでもお役に立てたら、と思っています。


※まだ頭が整理できていないので最後にメモ的に。萩原さんによると、あのセッションの内容は開発プロセスにおいて「アーキテクト」という存在がいることを前提としている、とのこと。アーキテクトによる、分析→設計の段階、言い換えれば概念モデル → 論理モデル のプロセスに対し、MSは、VS Team System、Foundation Server、そしてLINQまでもが一役担うことを狙っているということ。
複数のスピーカーが、「ツールでもって論理モデルから概念モデルへの引き上げを行う」といっていたのが今回の本質の部分ではないかと。
うまくいかないからツールで補ってやろう、という考え方は強引だけどそれもありだと思います。かといって勘違いしてはいけないのは、そのツールを使いさえすればだれでも概念モデルレベルの構築ができるかというとそうではない。突き詰めれば突き詰めるほどいわゆる「属人的」な部分をどうしても取り払うことができない気がしているのです。「属人的」な部分の問題は依然存在する、ということに対しては萩原さんも同意してたよ、たぶん。。