L change the World

L change the WorLd

L change the WorLd

デスノートのアナザーストーリー位置付けの本書。(こういうのを、スピンオフ小説っていうのね)とにかく、L の動く姿に再び出会えただけで私は満足である。
本編の漫画に比べてもどんでん返しの斬新性は劣る印象を受けてしまったが、そんなのは些細な問題である。
あいかわらずソファーで膝を抱えて座り、携帯を指でつまんで会話する。常に桁違いな甘味物を口に入れながら見つけるマルチディスプレイ。その変わらぬ姿に嬉しいながらも、ある事情のため悲しさも混じった複雑な心境で読み進めることになる。

本編との整合性を無理やり合わせようとすると、ん?となるが気にしない。これはこれで楽しむ、という姿勢が正しいのであろう。

久々にキャラ萌えの姿勢で読んでしまった作品でした。