搭載しているメモリがDDR2だったかDDR3だったか手軽に調べたい

DDR2が価格上昇気味なのに対してDDR3の価格がかなりこなれてきている。メモリ最安値情報
メモリを追加したいな。そういえば今使っているPCのメモリってDDR2だったっけ?DDR3だったっけ?どうやって確認しよう。

案1:メモリのパッケージを見て確認する。
→残念ながらパッケージは捨ててしまいました。説明書もどこかにはあるのでしょうが、すぐには見あたらない。
案2:デバイスマネージャーとかからいけるんじゃね?
→いや、ないと思うけど。
案3:フリーのソフトでなんかないの?
ベンチマークソフトのCrystalMark はかなり詳しいシステム情報を返すのだがそれでも分からず。ほかにどんなソフトがあるのか分からず。
案4:PCの箱を開けて直接メモリ確認しなさい。
→それが面倒なんだよね。いまやってる作業を中断して電源Offしないといけないし。


そこで、WMIですよ、しかもPowershellで、ですよ。きっとお手軽ですよ。

gwmi win32_physicalmemory

これだけで一発OK。gwmi は Get-WmiObject の短縮形。その後に WMIクラス名を指定すればその内容がババーッと表示される。

ここに答えがあるはず。各値の意味は Win32_PhysicalMemory class - Windows applications | Microsoft Docs 参照。
MemoryType の値が21だったらDDR2、そしてDDR3は・・・・・・、あれ?ないよ。。記載されている情報が古い?もしかしたら22に追加されている、とか。勝手な憶測だけど。

で、上記の結果画面の MemoryType の値を見ていると、「0」です。「Unknown」です。少なくともDDR2ではないということですかね。念のために別のPC(ThinkPad X61 tablet)で確認したところ、値は「21」でした。DDR2ですね。スクリプト自体は間違っていない思われます。

よって MemoryType = 0 なので、搭載されているメモリの種類はDDR3である。おしまい。
じゃあだめだよねー。

案3に戻ってフリーのソフトを探すことにする。CPU-Z がそれらしいことできそう。

ちょっと、DDR2って言われたんですけど。ますます分からなくなってきた。

結局、案4を実行。箱開けて直接確認しました。
DDR2でした。WMIの結果を鵜呑みにするなということですね、それにしても CPU-ZはどこからDDR2だと判断したのだろう??

ていうか、DDR2かDDR3なのかってマザーボード依存じゃん。マザーボードの種類が分かれば導かれるじゃん。本マシンは GIGABYTE の GA-EP45-UD3R Rev.1.0 なので間違いなくDDR2です。FA。

というわけで書きながら調べている内にずいぶん遠回りをしてしまったわけですが、いやー、PowerShellってほんとにお手軽ですよね−、という結論には至らなかったようで。。いや、でも短いスクリプトでお手軽に作業が済むこともあるんですよ、ホントですってば。

ちなみに、PoweShellスクリプト書く際にどうやって win32_physicalmemory というクラスを見つけたのかというと、もちろん Scriptomatic 2.0 を使いました。これ無いと私には無理です。でも これ使うと VBScriptのソースなど吐きだしてくれるからVBScriptでいいじゃん、という話になって……