Thunderbirdの復旧

先日マシンが壊れたため順次復旧中。その中で気づいた点などをメモ。
メーラはThunderbirdを使っていて、C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data\Thunderbird\Profiles フォルダ以下をバックアップしていた。そこで、そのデータを復元させようとチャレンジ。
公式サイト(http://www.mozilla-japan.org/support/thunderbird/profile#move)にはThinderbird2に関する情報がなかったので不安を感じながら作業開始。
手順としては、

  1. バックアップデータをコピーして戻す。
  2. 新規にプロファイルを作成する。
  3. iniファイルを編集して新規のプロファイルとバックアップしていたフォルダ名を関連付ける。

です。
具体的には、
1. バックアップしたデータを見ると、「o3pl9yc2.default」という意味不明な名前のフォルダがひとつあり、その中にさまざまなデータがあるようでした。Thunderbird2をインストールすると、Profileフォルダ以下に「iridk7qv.default」という違う名前のフォルダができていたので、バックアップ先からo3pl9yc2.default フォルダを丸ごとProfileフォルダ以下にコピー。


2. まず、Thunderbirdを終了させます。


スタートメニュー → ファイル名を指定して実行 から、Thunderbird -p [enter] そうするとプロファイル管理画面が現れます。「新しいプロファイルを作成」で適当な名前(今回はnewUser)をつけます。newUserを選択した状態で、「今後このプロファイルを使用する」にチェックをつけて終了します。



3. スタートメニュー → ファイル名を指定して実行 で、%appdatda% [Enter]。そうすると C:\Documents and Settings\ユーザ名\Application Data のディレクトリへ飛ぶ。便利。


Thunderbirdフォルダに、profiles.ini というファイルがあります。これをダブルクリック、またはテキストエディタで開きます。先ほど新規でプロファイルを追加したのでプロファイル情報が2種類記述されていると思います。Name=newUser のPathを1でコピーしたフォルダ名(Path=Profiles/o3pl9yc2.default)に書き換えます。]
はい、ここ重要。公式サイトでは「IsRelative=1 を IsRelative=0 に書き換えます。 」とありますがやってはいけません。IsRelative=1 のままでOKです。これはPathの指定が絶対パス相対パスなのかを示すフラグで、今回の場合は相対表記なので1のままです。これで新規プロファイルとバックアップフォルダの関連付けができました。Thunderbirdを起動させると無事復旧完了です。