敵を知り己を知らば百戦危うからず:Apollo

いや、別にApolloを敵視しているわけではなく。

WPFと双璧をなすApollo、最近WPFに傾き気味な自分としては両者の良いところ、良くないところを知っておくことは大事だと思ったわけで。

Apollo

Adobeが出したFlash、HTML、Ajaxなどをデスクトップアプリとして動かすためのランタイム。
開発にはFlex Builderを用いる。
実行するにはApolloランタイムをインストールしておく必要がある。
http://labs.adobe.com/downloads/apolloruntime.html

ブラウザ不要という面ではWPFと考え方の方向性は似ている。
既存のFlash、HTMLやAjaxで記述できるので敷居は低いかも。(私はActionScriptで挫折しそうですが。。)
でもFlashは以前から3Dは苦手で、ApolloになってもFlash自体に変更はないようなので(言語はAS2からAS3になってるけど)3DをやりたければWPFしかない、ということか。
いや、PaperVision3Dというライブラリを発見。http://www.osflash.org/papervision3d
これをApploと組み合わせるとこんなことができる。
http://theflexblog.com/?p=18
フルスクリーンで動く。結構かっこいい。やるねー。



Apollo ポケットガイド』の邦訳がWikiで行われている!
http://labs.anthill.jp/wiki/apollo/index.php?FrontPage



それにしても未だに納得いかないのが、配布の問題さえクリアされればブラウザベースからデスクトップアプリへ回帰するのか、ということ。
でも、あれだけAjaxとか騒いでいた時期にClick Once などはすでにあったわけで、なぜここに来てデスクトップアプリばんざーいという風潮になったのか分らない。