LIARGAME(ライアーゲーム)

テレビで3時間最終回スペシャル。なぜか同時に原作(漫画)を読みながら鑑賞。
ゲーム理論的考察をすると面白いかもね。でも毎回オチを見ると分析するまでもないか、と思ったりして。。
協力n人理論、非協力n人理論だけだと足りない気がして。その外側の「事務局」の存在まで含めた解析は面白そうだけど。
ゼロサムゲームから非ゼロサムゲームに転回させて、そこにおける均衡点の導出、がテーマなんだろうな。


作品中に「信じる」「疑う」「信じない」という台詞が何度も何度も出てくる。

とにかく人を信じる主人公(神崎直)に対して天才詐欺師、秋山深一が言う。(マンガ4巻)
「信じることは思考停止である。」
自分が以前から抱いている意見と同じで共感。


ふと、皇帝ナポレオンに著書を献上した際「神はどこに出てくるのか」聞かれ「私は神を必要としません」と答えたラプラスが頭をよぎった。
信じる拠り所を無くしたまま生きることは強い意志を必要とするのかもしれない。でも、人は弱い。だから・・・