C#クックブック、bashクックブック

これから読む本2冊紹介。どちらもオライリーのクックブックシリーズ。

C#クックブック 第3版

C#クックブック 第3版

クックブックということで、実例を出しながら、こんな時はこうする、みたいな書き方で進んでいきます。決して網羅的ではないのでリファレンス本としては使えません。さらに本書は初心者向きではないので、ある程度C#が使えるという人でないとたぶん読めません。
本書は第3版、C#3.0/.NET 3.5 対応です。とはいっても予想外にC#3.0新機能に関する記述は少なめでした。(LINQに関しては第一章1〜38ページ。)
むしろ、プログラムを書く上での地味だけど大事な項目について深いところまで書かれているな、という印象。
章立てを書いた方が伝わるかな。

1章 統合言語クエリ(LINQ
2章 ジェネリック
3章 反復子、部分型、部分メソッド
4章 例外処理
5章 診断
6章 デリゲート、イベント、ラムダ式
7章 データ構造とアルゴリズム
8章 ファイルシステム I/O
9章 リフレクション
10章 セキュリティ
11章 スレッドと同期
12章 数値と列挙型

実際に手を動かしながら、自分がどのくらい理解できているかの確認として本書を使おうと思っています。
 

bashクックブック

bashクックブック

業務的にもプライベート的にもMS製品べったりなので、bashなど知る必要は無いのかもしれませんが。
しかし、異文化を知ることで得るものもたくさんあるわけで。GUI全盛期の今、改めてCUIの効率の良さを再認識したり、バッチファイルを書く際の参考にしたり。(参考にしたところで使えないことの方が多いわけですが、batファイルやWSH書いてて、ああ、bashならこうやってできるのに・・・と悲しむことが増える、というワナもあり)
cygwin 入れればWindows上でbashが使えるので、その辺活用するというのもありですけどね。